北部リーグA 決勝 12/6(日) VS市ヶ尾禅当寺少年野球部さん☆

2020 12/6 (富士塚G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
グリビA 0 0 0 0 0 0 0 0
禅当寺 0 0 0 1 0 0 × 1

【戦評】

昨年もこのメンバーで準優勝した北部リーグ決勝戦。どんな試合ができるか、楽しみにしていました。

先発投手はサク。グリビ最後のマウンドで、渾身の快投を見せました。相手の好打に失策も絡み、ピンチの連続でしたが、1失点で投げ切ります。球威も制球も文句なし。昨年の決勝でグリビが与えた四球は7。今年は0。早く追い込み、際どいコースに投げ込む教科書的な投球でした。

打者を追い込んだ時、完全なボール球を投げるのは、疲れるだけムダです。打者も全くプレッシャーを感じません。できれば際どいボール球を振らせたい。仮に少し内側に入っても際どいコースなので打たれない。まさにそんな投球でした。

ユウのキャッチングも、レベルが上がりましたね。グラウンドにミットの捕球音が響き、サクの球が10㎞ほど速く見えました。

最後は1対0で敗れましたが、これは、今年の公式戦で初完封を許した相手投手を称えるべきですね。勝って謙虚に。負けて潔く。アスリートとして大事な態度でしょう。(FujitaC)

A:田奈杯 決勝 11/29(日) VS横浜ジャイアンツさん★

田奈杯決勝(黒須田G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
グリビA 0 0 1 0 1 1 0 3
横浜G 1 1 0 2 0 0 × 4

【戦評】
今日もガツンと殴られてしまいました。

グリビもよく粘りました。2点を追う3回の攻撃。先頭のタケルに「この空気を変えてくれよ」とお願いしました。逆境で下を向かないのがタケルの強み。期待どおり左前打を放ち、チーム初出塁を果たしてくれました。次打者はミオ。お手本のような送りバントを初球で決めて流れを作りました。そしてスナオの左前適時打で、1点を返します。

2点差で迎えた6回は、タケトの適時打でついに1点差まで迫りますが、反撃もここまででした。

どれだけ殴られたって、打たれ強くなるならそれも収穫。倒れずに立ってりゃ、いつか勝てますよ。(FujitaC)

A:田奈杯 11/28(土) 準決勝 VS元石川ベアーズさん☆

 
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
元石川B 0 0 1 0 2 0 2 5
グリビA 0 2 1 0 4 0 × 7

【戦評】
午後から北風が強くなり、冬の入口を感じた試合でした。

先発はサク。野手の失策絡みで3点を失うも、きちんと試合を作ります。味方のミスに動揺せず粘投したサクは、本当に成長しました。5回途中からはタケトが救援。6回まで0封。タケトが投手で計算できれば、チーム力が2段階ほど上がりますね。

攻撃では2回。タケトのバント安打でタイガを3塁に進め、タケルの右犠飛で先制。その右犠飛で3塁に進んだタケトを、ミオがスクイズ(安打)で返し、ソツない攻めを見せます。

3回裏は、タイガの左前打で2走のオウガが激走して追加点。オウガは、直前の守備でも3塁邪飛をスライディングキャッチし、ガッツを見せました。

同点に追いつかれた5回裏は、相手を突き放す4得点。先頭のコウマが四球で出塁し、すかさず2盗。続くスナオ、サク、タイガが3連続左前打。さらにタケトが右中間をゴロで抜く3塁打。一気に試合を決めました。

最後は、救援のタイガが苦労しつつ、2点差で逃げ切りました。走塁ミス、サインミスもあり、全員が満点とは言えませんが、それが普通。調子が悪くても勝つ。強いチームの条件の1つでしょう。(FujitaC)

A:田奈杯 初戦 11/28(土) VS榎デビルスさん☆ 

田奈杯初戦(桂台G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
榎D 0 0 0 0 3 0 0 3
グリビA 1 3 0 1 2 2 × 9

【戦評】
コツコツ単打を重ね、9点を挙げたグリビが勝利しました。複数安打を記録したのはサク、タイガ、タケト、シュウマ。下位打線でも7番ミチ、8番イオリ、9番オウガが、それぞれ逆方向に強い適時打を放ちます。下位打線が機能すると、グリビの強さが倍増しますね。

投手陣は、先発で4回を無失点(1安打1四球)にまとめたスナオと、5回から救援し3回を投げたタケトが、共に持ち味を見せます。最近の収穫は、他の子も含むグリビ投手陣に、(正しいかどうかは別にして)マウンドで考える姿勢が見え始めたこと。

若いうちに色々考え、試行錯誤することは非常に重要です。その考えが間違っていてもいいんです。「これは違う」と早く気づくことに、より大きな意味があります。その度に正しく軌道修正できれば、人生を遠回りせず生きていくことにつながるからです。

若いうちに「致命傷にならない」失敗を沢山しましょう。そして失敗から学びましょう。(FujitaC)

A:青葉杯 準決勝11/23(月・祝) VS横浜ジャイアンツさん★

青葉杯 準決勝(黒須田G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
グリビA 0 0 0 1 0 0 0 1
横浜G 0 3 0 2 1 1 × 7

【戦評】
チーム力向上を感じる試合が増えてきた最近のグリビです。ただ、今日繰り広げられたのは、悪い日のグリビワールドだったかな。

でもまあ、人間そんなものです。すごろくみたいに何マスか戻ったり、「1回休み」があったりするのが当然でしょう。6年生は、ここまで来たらもう難しく考えず、野球の勝負をシンプルに楽しんでください。

そのためには、「あれ、前の試合って負けたっけ?勝ったんだっけ?」ぐらいのテキトーさで過ごした方が、次の試合につながると思います。真面目すぎても、疲れてしまいますから。

どれだけ殴られたって、倒れずに立ってりゃ、いつか勝てますよ。(FujitaC)

A:TD杯 11/22(日) VS武蔵ファイターズさん☆

TD杯(あかね台G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
武蔵F 0 0 0 1 0 0 0 1
グリビA 0 1 0 1 1 0 × 3

【戦評】
ここに来て、チーム力の向上を感じた(ような気がする)試合でした。

初回の守備。先頭打者に安打を許すも、すかさず4-6-3のゲッツーで、流れを引き戻します。ミオとイオリが、流れるような連携プレーを見せました。

2回の攻撃は、下位打線で先制したことに意味がありました。先頭のミオが内野安打。得意の盗塁で2進、イオリの遊ゴロで3進すると、ソウキが三遊間を鋭く破ります。今年初の打点。頑張りました。

4回の攻撃では、イオリが基本どおりの右前打を放ち、勝利打点を掴みます。直前のミチの右前打と盗塁も、勝利に直結しました。イオリは好守も光りました。フライの追い方、ゴロの捌き方、確実な送球と、飛躍的に腕を上げています。

5回はグリビらしく、先頭のスナオが左中間に本塁打。ショートが跳躍した打球が外野を抜けていく、理想的なライナーでした。

投手陣は、タイガ、サク、スナオのリレーで1点に抑えます。3人とも球威があり、制球もよく、安心して見ていられました。

オウガの動きもキレがありました。3塁ベンチ前の邪飛をスライディングキャッチして、1塁ベンチを沸かせます。ノック時の送球にも、かなり強さが出てきました。

コウマは、外野守備、内野安打、盗塁で得意の足を活かしました。タケルは、しっかり振り切れる打席が増えてきたし、練習の長距離走もよく頑張っています。シュウマはセカンドの守備固めで、ゴロを勢いよく捌きました。こんな試合を続けて、まだ半信半疑なところがある「チーム力の向上」を、「確信」に変えてくれると嬉しいな。
(FujitaC)

A:青葉杯二回戦 11/21(土) VS元石川サンダーボルトさん☆

青葉杯2回戦(佐江戸G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
グリビA 4 0 0 2 0 0 6
SV 0 1 0 0 0 5 6

【戦評】
主力2名が不在の中、開き直って「やるだけやってみよう」の精神で挑んだことが、いい結果につながったでしょうか。

今日は、投・攻・守で大活躍したタケトに尽きます。まずは「投」。グリビ最速の直球に、緩急を上手く混ぜて、5回まで1失点。80球を超えても最後まで球威が衰えません。練習の長距離走で頑張っている成果が出たのと、力を抜くべきところは抜いて消耗を抑えました。

次に「攻」。思い切りよいスイングで、2塁打2本、2打点を挙げます。あれだけ大きく振られると、投手としては怖いですね。

極めつけは「守」。6回に1点を失い、ライトの守備に回ったタケト。ここから相手チームの怒涛の攻めで同点とされ、さらに2死3塁。時間も90分を超え、一打サヨナラのピンチを迎えます。ここで相手打者の大飛球を、後ろ向きでジャンプして見事キャッチ。何とか、運命のくじ引きに持ち込んでくれました。

くじ引き。何の根拠もありませんが、今日は攻撃でも守備でもグリビにツキがあり「運の勝負」だったら勝てる気がしていました。そして、昨年の秋季大会決勝以来、1年ぶりにくじ引きの神様が降臨。勝利をいただきました。今日の1日をくださった、全ての関係者の方に感謝します。(FujitaC)

A:青葉杯 一回戦 11/21(土) VS藤が丘ファイヤーズさん☆

青葉杯1回戦(佐江戸G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
藤が丘F 0 0 0 2 0 2
グリビA 2 5 1 2 0 × 10

【戦評】
毎回の10点を奪ったグリビが、5回コールドで勝利しました。

今日は、サクが右翼線に弾き返した走者一掃の3塁打と、ミチが中越えに放った3塁打が光りました。ミチは今年に入ってスイングが安定し、自分の形で振れる日が増えてきました。打撃も投球も同じですが、フォローで一定の形を保つことは、プレーを安定させるうえでとても大事です。体が強くなってきました。

守りでは、タイガが2回までを6人でピシャリと封じます。3回から投げたスナオも、おおむね無難にまとめますが、球数が多かったかな。

球数が多く、走者もそこそこ出す投手は、野手が疲れてしまいます。野手は「次もボールかな」と思うと、集中力が低下します。走者もケアする必要があり、さらに神経がすり減ります。こうしてミスが増えていき、さらに球数が増える悪循環に陥ります。どうせ走者を出すなら、初球を打たれた方が投手も野手も楽。まだ難しいでしょうが、打者や状況に応じて全力で行くところ、楽をするところのメリハリを覚えると、投球が楽しくなりますね。(FujitaC)

A:地区リーグA 11/15(日) VS桜台ジュニアさん☆

地区リーグ(あかね台G)
チーム 1 2 3 4 5 6 7 合計
桜台Jr 0 0 0 2 0 1 1 4
グリビA 3 0 0 0 0 0 2 5

【戦評】
がっぷり四つに組んだ互角の勝負で、今年初の逆転サヨナラ勝利を収めました。

今日は、グリビには珍しく(?)、随所で好守が見られました。捕手はユウ。邪飛に抜群の反応を見せます。2塁手はシュウマ。フットワーク軽くゴロを処理し、ベースカバーも無難にこなします。3塁手はイオリ。強い打球に逆シングルで反応し、安定感あるワンバウンド送球を見せました。遊撃手はセイヤ。緊迫した場面での嫌な打球を、素晴らしいボディバランスで難なく捌き、1塁手の胸に送球します。

極めつけは1塁手のタケト。最終回に勝ち越され、さらに迎えた2死3塁のピンチ。ライトに抜けようかというゴロに飛びつき、追加点を阻みます。勝利を手繰り寄せた要因の1つでしょう。

攻撃面でも珍しく(?)、小技・好走塁が光りました。初回。先頭のセイヤが2塁打で出塁。スナオの3塁前バントヒットが、相手のミスも誘って先取点。7回裏は、1死からセイヤが中前打で出塁後、厳しい警戒をかいくぐる決死の盗塁で2進。スナオの2塁打、ユウのサヨナラ打で試合を決めますが、サヨナラ直前のスナオの3盗も効いたかな。

もちろん、完投で勝利し、本塁打も放ったタイガが、大車輪の働きをしたことは言うまでもありません。こんな試合もできるんだなー。(FujitaC)