配布文書のPDF化のススメ

2015/03/26追記:
マイクロソフトのワードやエクセルは、バージョンが2007くらいからは「名前をつけて保存」で直接PDFが出力できるようになっています。

PDFについて

文書をメールやネット上から配信する場合、おすすめの方法はPDFに変換して送ることです。データを送る場合、相手のPCも同じバージョンの同じソフト、フォントデータがインストールされていないと、違う見え方になってしまいます。

PDF形式の書類は、違う環境でも同じ見え方することを優先しているので、携帯、スマートフォン、PCなど、どれでもほとんど同じように表示されます。

また、パスワードを設定して制限をかけることができます。2つのレベルの設定が可能です。

  1. 文書を開くときにパスワードが必要
  2. 設定内容の変更にパスワードが必要

通常は(1)の開くときのパスワード設定でOKだと思います。しかし、開くときに毎回パスワード入力が必要となります。個人情報データや部外秘の資料はパスワード保護をするべきですが、あれもこれも・・・とやっていると使い勝手は悪くなりがちです。ちょうどいい塩梅を探りましょう。

なお、PDFデータをホームページにアップするときは、画像と同じやり方でOKです。

 

変換ソフトについて

アドビのAcrobatというソフトで変換できます。でも高価なソフトです。

PrimoPDFというフリーソフトがあります。タダです。普通にやり取りする程度ならこれで十分なので、これをダウンロードしてインストールしましょう。

ダウンロードはこちら です。

 

変換方法

データの変換は簡単です。印刷をするときと同じ手順で変換します。

1)まず、配布したいデータを(エクセルやワード)を開きます。

2)メニューの「ファイル」-「印刷」をクリックして「印刷ダイアログ」を表示します。

3)プリンタの「名前」をクリックして、一覧の中から「PrimoPDF」を選びます。

 

 

4)「OK」ボタンを押して印刷をします。

プリンタにPromoPDFを選んでおけば、プリンタには出ませんので安心してください。

5)PrimoPDFの設定画面が表示されます。

「PDFの作成」をクリックしてデータを出力します。

残念ながら元のデータファイル名が日本語の場合、変な文字に変換されてしまいます。ファイルの保存先の内容を確認して、ファイル名を修正してください。
 

以上。